C病院 通院点滴開始
2008年 08月 10日
検査後、初めての点滴に伺いました。
担当はS先生という方。
アマの主治医になってくれる先生です。
S先生は、治療をする時、必ずアマに優しい言葉をかけて下さいます。
「あまちゃん、こんにちは~。」
「具合はどうかな~。」
「あまちゃん、ちょっとチクッとするよ。」
「ごめんな~。」
・・・感涙。 だって前の病院では・・・(しつこいですね)
アマは、そんな優しいS先生にも威嚇攻撃です。
ここは、フォローしておかないと!
「あの~、アマは先生にだけ、シャーするわけじゃなく、誰にでもするんです。勿論私にも。みんなに平等なのでその・・・。」
「気にしないでください。アマちゃん、病院は嫌やもんな~。すぐ済まそうな~。」
・・・激!感涙。 ありがとうございます。
点滴中、質問タイム。
とにかく食欲が出ないのです。療法食も与えていますが、それだけじゃとても足りないので、一般食も与えています。蛋白質は出来るだけ、低い物を与えていますが、大丈夫でしょうか?
(先生)
療法食を食べてもらえるのが一番良いのですが、アマちゃんの場日、食べる量が少ないですからね。つまり、タンパク質による老廃物の量も、それほど多くないと思います。今は一般食でも、食べてもらうことを一番にしてください。
かちかちの便のため、出すのにすごい苦労しています。踏ん張りすぎて、せっかく食べたご飯を吐いてしまうことも多くて。何とか改善できないでしょうか?
(先生)
腎臓の機能が低下すると、水を飲んでも、体内に吸収ができず、多量の尿となって排出してしまいます。そのため、便にも水分が行き届かず、硬くなり、出にくくなるんです。
ひどくなると、10日以上、出せない猫さんもいますが、アマちゃんは2、3日に一回は出てますね。浣腸や下剤、という方法もありますが、アマちゃんには自力で出してますし・・。
ご飯を食べ始めたら出やすいかもしれないので、もうしばらく様子を見ましょう。
何よりも、ご飯を食べてもらうことが基本らしいです。
しっかり食べる。そして出す。
当たり前のことだけど、一番大事なことなんだな~と、痛感。
それからの一ヶ月は、2日~4日おきの点滴通い。
ご飯は、キドニーケアーと一般食の缶詰(ネフガード入り)。
初めの二週間は、体重も2.08kg→2.15kgに増え、安心していましたが、途中、夜にいきなりひどい踏ん張りケーを何度も。時間外でしたが、病院に駆け込み、点滴。
すっかりぐったりしてしまい、体重もまたもとの2.08kg。
この辺で、まだ早いかな・・と思いつつ、強制給餌。
「リーナルケア」という、腎不全の猫さん用の経腸用完全栄養食です。
氷を作る入れ物に小分けで冷凍。それを解凍し、ホームセンターで買った、油さしの小さい入れ物に入れて直接口に与えます。
嫌がるアマを抱っこして、油さしで少しずつ、直接アマの口へ流し込みます。
飲むかな?飲んだ!
嫌がりはしますが、口に入れれば吐き出さず、飲んでくれます。
しめしめ。
途中、「ビヒズスオリゴ」という、サプリも与えてみました。お腹の健康に良いらしいので。これで、便秘が解消してくれればな。
リーナルに溶かして、与えてみました。
気づくかな? 気づいてない。
よしよし。
そんなこんなで、10月を過ごしていきました。
そして11月。
久し振りの血液検査です。
# by damagoron | 2008-08-10 12:54 | 病院